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短編1冊もので暗い話だ。気分次第では2部構成にしようかと思ったが、そこまではファイトが沸きそうにない。
男性と女性の性意識の差や、犯罪被害をテーマにした。全く境遇の異なる二人が不思議な交流を通して、次第に心通わせる物語。
彼女はクラスで「幽霊」と呼ばれていた。
友達はいない。
両親と弟を強盗殺人により失い、自らもその時に強姦された。
透き通るような白い肌、そしてスラッと伸びた四肢、丹精な顔立ち、近所で評判の美少女だった。
その日を境に彼女の生活は、人生は一変する。
親戚の下に預けられるが、精神的ショックによる奇行が目立ち親族からも見捨てられる。
今は生活保護を受けながら1人で住み、高校に通っている。
(続きを読む?)
男性と女性の性意識の差や、犯罪被害をテーマにした。全く境遇の異なる二人が不思議な交流を通して、次第に心通わせる物語。
彼女はクラスで「幽霊」と呼ばれていた。
友達はいない。
両親と弟を強盗殺人により失い、自らもその時に強姦された。
透き通るような白い肌、そしてスラッと伸びた四肢、丹精な顔立ち、近所で評判の美少女だった。
その日を境に彼女の生活は、人生は一変する。
親戚の下に預けられるが、精神的ショックによる奇行が目立ち親族からも見捨てられる。
今は生活保護を受けながら1人で住み、高校に通っている。
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優柔不断で自殺願望の強い孤独な少女の内面の声を中心として展開していく小説。
孤独感に苛まれる少女が、ある人物との出会いから徐々に変化していく様が描かれる。
彼女は今でいう引きこもりではない。わりと社交的で、成績もまずまず優秀、運動神経もそこそこ、多くの友人をもち信頼され相談も多い。そして目上からの信望もあつく、約束も守る。趣味は多く多才な面をもつ。外見は美人というほどでもないが、そこそこ美貌をもち、スタイルも悪くはない。
彼女はいつも自分がなぜこうも孤独感に苛まれているのか悩んでいた。また、それを打ち明ける家族も友人も目上の人もいないと思っている。「この世に自分の理解者いない」それが彼女の口癖だった。
「いつ死んでもいいけど、痛いのは嫌だし、死んだ姿を見られるのも嫌だ」
時々モデルガンに火薬をつめて弾をこめ、こめかみに銃口を向ける。だが、一度も引き金が引けたことはない。
「ここがアメリカだったら私はもうこの世にはいないな。日本でよかったと言うべきか、アメリカがよかったというべきか」
家族を悲しませたくはない。だから自殺は思いとどまっている。ただし、いよいよになればやるつもりだ。その為に、いかに楽をして綺麗に命を絶つか。それが彼女の悩みだ。
「死んだ後に誰かに触られまくられるのは嫌だなぁ。爆死って一瞬みたいだし、バラバラになればもう死体とも言えないし、爆死がいいかな。でもグロイなー。本当に爆死した人に失礼だし。それにやっぱりお墓にはいれてもらいたい。その瞬間も怖いし」
そんな彼女がはじめて本音を思わず言える相手が出来た。
彼はまるで勉強をせず体育や集団行動に参加せず、字ばかり書いている少年だった。
クラスではのけ者の彼は彼女に声をかける。
「きみ、芸術的素養があるね」
彼は彼女の顔をみるたびに「やったほうがいいよ。勿体無い」と声をかける。
最初は周囲に接するようにしていた彼女だが、明け透けな彼に我慢の限界を越え、二人になると言い合いとなった。
「この世の中に白黒判断できることなんていくらもないじゃない」
(バカじゃないの)
「全部、白黒で判断できるよ」
(真性バカね)
「あんたみたいに世界がシンプルだったら誰も苦労しないわよ!」
(あーもー早くこの場を離れたい)
「シンプルも何も、自分がそうしたいか、そうしたくないか、で白黒つくでしょ」
(何いってんのコイツ)
「限りなくイエスだけど、イエス80%の場合と、ノー20%の場合だったあるでしょ」
「だったらそれはイエスじゃない」
「私はノーが20%あるってことを言いたいの!」
「迷っているなら、それはノーってことだよ」
「あなたみたいな人ばかりだったら、この世はとっくに破滅しているわね!」
最初は嫌で嫌でたまらなかった彼女だが、次第に彼のその生きる姿に痛烈な共鳴をする。
それでもなお自殺願望の消えない彼女は自分に嫌気がさし遂に決行することにするが・・・。
孤独感に苛まれる少女が、ある人物との出会いから徐々に変化していく様が描かれる。
彼女は今でいう引きこもりではない。わりと社交的で、成績もまずまず優秀、運動神経もそこそこ、多くの友人をもち信頼され相談も多い。そして目上からの信望もあつく、約束も守る。趣味は多く多才な面をもつ。外見は美人というほどでもないが、そこそこ美貌をもち、スタイルも悪くはない。
彼女はいつも自分がなぜこうも孤独感に苛まれているのか悩んでいた。また、それを打ち明ける家族も友人も目上の人もいないと思っている。「この世に自分の理解者いない」それが彼女の口癖だった。
「いつ死んでもいいけど、痛いのは嫌だし、死んだ姿を見られるのも嫌だ」
時々モデルガンに火薬をつめて弾をこめ、こめかみに銃口を向ける。だが、一度も引き金が引けたことはない。
「ここがアメリカだったら私はもうこの世にはいないな。日本でよかったと言うべきか、アメリカがよかったというべきか」
家族を悲しませたくはない。だから自殺は思いとどまっている。ただし、いよいよになればやるつもりだ。その為に、いかに楽をして綺麗に命を絶つか。それが彼女の悩みだ。
「死んだ後に誰かに触られまくられるのは嫌だなぁ。爆死って一瞬みたいだし、バラバラになればもう死体とも言えないし、爆死がいいかな。でもグロイなー。本当に爆死した人に失礼だし。それにやっぱりお墓にはいれてもらいたい。その瞬間も怖いし」
そんな彼女がはじめて本音を思わず言える相手が出来た。
彼はまるで勉強をせず体育や集団行動に参加せず、字ばかり書いている少年だった。
クラスではのけ者の彼は彼女に声をかける。
「きみ、芸術的素養があるね」
彼は彼女の顔をみるたびに「やったほうがいいよ。勿体無い」と声をかける。
最初は周囲に接するようにしていた彼女だが、明け透けな彼に我慢の限界を越え、二人になると言い合いとなった。
「この世の中に白黒判断できることなんていくらもないじゃない」
(バカじゃないの)
「全部、白黒で判断できるよ」
(真性バカね)
「あんたみたいに世界がシンプルだったら誰も苦労しないわよ!」
(あーもー早くこの場を離れたい)
「シンプルも何も、自分がそうしたいか、そうしたくないか、で白黒つくでしょ」
(何いってんのコイツ)
「限りなくイエスだけど、イエス80%の場合と、ノー20%の場合だったあるでしょ」
「だったらそれはイエスじゃない」
「私はノーが20%あるってことを言いたいの!」
「迷っているなら、それはノーってことだよ」
「あなたみたいな人ばかりだったら、この世はとっくに破滅しているわね!」
最初は嫌で嫌でたまらなかった彼女だが、次第に彼のその生きる姿に痛烈な共鳴をする。
それでもなお自殺願望の消えない彼女は自分に嫌気がさし遂に決行することにするが・・・。
これは、ここ数年前から暖めつつある素材だが、あまりにダーク過ぎてお蔵入り可能性が高い。エッセンスとしてどこかで使いたいな。タイトルは決まっていない。「グレー」とか「ブルー・バーナー」とか「ある犯罪」とか「犯罪者という生き方」とか色々頭にあるが、まだどれもしっくりいっていない。書き出しはこうだ。
青い炎。
嘗て仲間だった男の1人が私をそう喩えた。
情念の青い炎だと。
私は笑顔で応えたが、それは肯定を意味していない。しかし奴は鈍いから気づかなかったようだ。鈍い奴は嫌いだ。鈍いくせに腹黒い。強欲だ。鋭くて強欲ならわかる。鈍い上に強欲とは、なんて浅ましい人間なのだろうか。醜い。
自分では思っていなかったが、言われてみると赤い炎ではないとわかった。青い炎ほど鮮明だろうか、想像するとしっくりこない。消えかかっ灰色の炎・・その方が相応しいかもしれない。自らの炎で降り積もった灰によって見えなくなった炎。しかし長い間静かに燃え続けている。誰にも気づかれずに。そして、いつの間にかコトが起きている。そうだ、私は灰色の炎だ。
だが、他人の意見は大切だ。私は灰色と思っているが、仲間内は青いと思っている。つまりギャップがあるわけだ。ギャップを埋める必要があるだろう。埋めないとそれが命取りになる。
今度新しい仲間を探した時に確認しよう。
私を色で喩えると何色か。
この貴重な情報をくれた奴・・・名前はなんだったろうか。
どうでもいいか、死んだのだから。
青い炎。
嘗て仲間だった男の1人が私をそう喩えた。
情念の青い炎だと。
私は笑顔で応えたが、それは肯定を意味していない。しかし奴は鈍いから気づかなかったようだ。鈍い奴は嫌いだ。鈍いくせに腹黒い。強欲だ。鋭くて強欲ならわかる。鈍い上に強欲とは、なんて浅ましい人間なのだろうか。醜い。
自分では思っていなかったが、言われてみると赤い炎ではないとわかった。青い炎ほど鮮明だろうか、想像するとしっくりこない。消えかかっ灰色の炎・・その方が相応しいかもしれない。自らの炎で降り積もった灰によって見えなくなった炎。しかし長い間静かに燃え続けている。誰にも気づかれずに。そして、いつの間にかコトが起きている。そうだ、私は灰色の炎だ。
だが、他人の意見は大切だ。私は灰色と思っているが、仲間内は青いと思っている。つまりギャップがあるわけだ。ギャップを埋める必要があるだろう。埋めないとそれが命取りになる。
今度新しい仲間を探した時に確認しよう。
私を色で喩えると何色か。
この貴重な情報をくれた奴・・・名前はなんだったろうか。
どうでもいいか、死んだのだから。
私は小学3年生ぐらいからあるテーマをずっと考えてた。
考えては眠れなくなったものだ
善と悪
生と死
ある時ふっと、頭に浮かび頭から離れなくなった。
悪とは何か?
なぜ悪があるのか?
悪は100%裁かれるのか?
100%悪を裁けるのか?
なぜ生きるのか?
なぜ生きているのか?
なぜ生まれるのか?
なぜ生かされているのか?
なぜ苦痛はあるのか?
なぜ苦痛を与えるのか?
なぜ死ぬのか?
なぜ死なないといけないのか?
死んだらどうなるのか?
神と呼ばれる存在はあるのか?
戦争はなぜ終わらないのか?
etc・・・
どれもこれも考え出せば気が遠くなるものばかりだ。
一つ一つはそれなりに考えが収束し、納得がいったが
幾つか納得がいく答えが見つからなかった。
死んだらどうなるのか?
戦争はなぜ終わらないのか?
それから10数年が過ぎ、戦争が終わらない理由は合点がいった。
その答えが出たとき、長編サザンドールを書きだした。
そもそももの書きは苦手だった。
自分でも下手なのがわかる。
私は小学5年から海外の本格小説が好きだったので、幸か不幸かそれなりに読書する目はあったと思う。
うまい文章か下手な文章かはすぐわかる。
目があるというのは残酷である。
自分が、その目から大きく外れていることがわかるからだ。
技術がないと何事も難しい。
ただ、これだけは書きたいと思い通勤中に当時はソレしかなかったがA5サイズの携帯ワープロを10万近くだして買ったもんだ。そしてたったままタイプした。サザンドールでは様々な登場人物が出る。言葉も通じない、その存在、目的もわからない、何を考えてるかは勿論わからない主人公ドール。何せ性別すらわからない。外見上女性のようだから彼女と呼んでいるだけで、その実何もわからない。そして、よく生きてこられたなーと思うほどひ弱で、男の情けなさを凝縮したようないもう一人の主人公サカキ。あのアニメの主人公も真っ青な主人公だ。逃げちゃダメだどころか、逃げることを否定も肯定もしない。なにせ既に逃げているw しかも聞いてもいなのに醜く弁解までする。彼は地球人の生き残りである。地球はとっくに死滅し無くなっているし、地球という資料も記憶も人々には最早無い。挙句に第二の故郷となった太陽系は既に末期で死滅しかかっている。その他に、金のことしか考えて無い行商人や、名誉ばかりを重んじるワニ男、ルールにばかり囚われる首長の青年や、快楽のみに生きる美剣士ルイーズなどなど。
んー、こうして適当に書いているだけでもモチベーションが上がってきたなw とりあえず色々手をつけていこう。
考えては眠れなくなったものだ
善と悪
生と死
ある時ふっと、頭に浮かび頭から離れなくなった。
悪とは何か?
なぜ悪があるのか?
悪は100%裁かれるのか?
100%悪を裁けるのか?
なぜ生きるのか?
なぜ生きているのか?
なぜ生まれるのか?
なぜ生かされているのか?
なぜ苦痛はあるのか?
なぜ苦痛を与えるのか?
なぜ死ぬのか?
なぜ死なないといけないのか?
死んだらどうなるのか?
神と呼ばれる存在はあるのか?
戦争はなぜ終わらないのか?
etc・・・
どれもこれも考え出せば気が遠くなるものばかりだ。
一つ一つはそれなりに考えが収束し、納得がいったが
幾つか納得がいく答えが見つからなかった。
死んだらどうなるのか?
戦争はなぜ終わらないのか?
それから10数年が過ぎ、戦争が終わらない理由は合点がいった。
その答えが出たとき、長編サザンドールを書きだした。
そもそももの書きは苦手だった。
自分でも下手なのがわかる。
私は小学5年から海外の本格小説が好きだったので、幸か不幸かそれなりに読書する目はあったと思う。
うまい文章か下手な文章かはすぐわかる。
目があるというのは残酷である。
自分が、その目から大きく外れていることがわかるからだ。
技術がないと何事も難しい。
ただ、これだけは書きたいと思い通勤中に当時はソレしかなかったがA5サイズの携帯ワープロを10万近くだして買ったもんだ。そしてたったままタイプした。サザンドールでは様々な登場人物が出る。言葉も通じない、その存在、目的もわからない、何を考えてるかは勿論わからない主人公ドール。何せ性別すらわからない。外見上女性のようだから彼女と呼んでいるだけで、その実何もわからない。そして、よく生きてこられたなーと思うほどひ弱で、男の情けなさを凝縮したようないもう一人の主人公サカキ。あのアニメの主人公も真っ青な主人公だ。逃げちゃダメだどころか、逃げることを否定も肯定もしない。なにせ既に逃げているw しかも聞いてもいなのに醜く弁解までする。彼は地球人の生き残りである。地球はとっくに死滅し無くなっているし、地球という資料も記憶も人々には最早無い。挙句に第二の故郷となった太陽系は既に末期で死滅しかかっている。その他に、金のことしか考えて無い行商人や、名誉ばかりを重んじるワニ男、ルールにばかり囚われる首長の青年や、快楽のみに生きる美剣士ルイーズなどなど。
んー、こうして適当に書いているだけでもモチベーションが上がってきたなw とりあえず色々手をつけていこう。
幾度ともなく書きかけては1話もかけないけど何時かは書きたい原案。
動機は、海外のファンタジー小説「大魔法作戦」に触発され、昔からあった思いを再び書きたいと思ったから。
科学がもし発達せず、陰陽道や、錬金術、魔法に人々が情熱を注いでいたらどうなっていただろう・・・という夢想が大元。
この世界では、人々は科学を使わず魔法や自然現象を活かし大自然とともに共生する生活を営んでいる。
舞台は東京都内の都立魔法学園の魔法士見習いの女の子が主人公。GHQの制作からアメリカの影響を受け、陰陽道は下火になっている日本。魔法学校での彼女の生活を描いている。現代日本と比較して結局似たりよったりの世界にニヤとしてしまう面白さを描きたかった。
書き進まない理由は、全てをモシに置き換えるのでいちいち創造的エネルギーがかかりすぎる。ハリーポッターのように現代人の裏世界ではなく、世界そのものが魔法文明なもんだから相当メンドクサイ。鉛筆はあったかな?とか火をおこすのは精霊かそれともマッチか?とか当初はそれが面白かったが疲れ果ててやめた。申し少し軽い感じで書きたいと思う。リー・インは呪文。主人公の名前は決まっていたが、イラスト入りで書いた原案が消滅したため思い出せない。
動機は、海外のファンタジー小説「大魔法作戦」に触発され、昔からあった思いを再び書きたいと思ったから。
科学がもし発達せず、陰陽道や、錬金術、魔法に人々が情熱を注いでいたらどうなっていただろう・・・という夢想が大元。
この世界では、人々は科学を使わず魔法や自然現象を活かし大自然とともに共生する生活を営んでいる。
舞台は東京都内の都立魔法学園の魔法士見習いの女の子が主人公。GHQの制作からアメリカの影響を受け、陰陽道は下火になっている日本。魔法学校での彼女の生活を描いている。現代日本と比較して結局似たりよったりの世界にニヤとしてしまう面白さを描きたかった。
書き進まない理由は、全てをモシに置き換えるのでいちいち創造的エネルギーがかかりすぎる。ハリーポッターのように現代人の裏世界ではなく、世界そのものが魔法文明なもんだから相当メンドクサイ。鉛筆はあったかな?とか火をおこすのは精霊かそれともマッチか?とか当初はそれが面白かったが疲れ果ててやめた。申し少し軽い感じで書きたいと思う。リー・インは呪文。主人公の名前は決まっていたが、イラスト入りで書いた原案が消滅したため思い出せない。
これは様々な変転を通して出来た原案。出来たという次元でもないか・・。未だ妄想中。
動機の大元は、大学時代に菊池秀行さんの”せつら”だったかという主人公が出てくる小説が好きでハマっていた時に、俺ならコウスル!的なことから端を発する。その後、夢枕獏さんのミスター仙人九十九乱蔵で「この人は天才だー!」と凶器乱舞して更に変転する。その時にある程度かたまりつつあった原案を他人様にみてもらい 「なんか・・ありがちだね」の一言で「オーマイガーッ!」と咆哮、一気にテンションが消えた。
よく考えたら当然だ!この原案は影響されまくってるw素晴らしき日本的冒険小説を描き続けている両氏へのオーマジュといっていい。んな偉くも無いがw 自分なりに消化を待ち、ようやくこの原案にたどり着いた。
(続きを読む?)
動機の大元は、大学時代に菊池秀行さんの”せつら”だったかという主人公が出てくる小説が好きでハマっていた時に、俺ならコウスル!的なことから端を発する。その後、夢枕獏さんのミスター仙人九十九乱蔵で「この人は天才だー!」と凶器乱舞して更に変転する。その時にある程度かたまりつつあった原案を他人様にみてもらい 「なんか・・ありがちだね」の一言で「オーマイガーッ!」と咆哮、一気にテンションが消えた。
よく考えたら当然だ!この原案は影響されまくってるw素晴らしき日本的冒険小説を描き続けている両氏へのオーマジュといっていい。んな偉くも無いがw 自分なりに消化を待ち、ようやくこの原案にたどり着いた。
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これは実体験から夢想した物語。
ある暑い日、俺は焼きそばを作っていた。
外から聞こえる赤子のような声、
近くから聞こえる。
台所の窓を何気なくザっと開けたら、小さな小さな真っ白い子猫がいた。
子猫は赤子のような声で「みゃーみゃー」と鳴いている。
今でも忘れられない光景だ。
子猫はお腹が空いていたのか焼きそばの匂いにつられたんだろう。
あまりの可愛さに招きいれたくなったが、葛藤末に諦める。
責任持って飼えないのなら、焼きそばもなしだ。
諦めて窓をしめた。
泣き声を延々と続く。
泣き声が途絶えると、心配になって窓を開けてみたが、子猫はいた。
そんなことを数回繰り返しているうちに子猫は消えた。
今でもあの子はあの後どうしたのだろうと気になっている。
それを小説にした。
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ある暑い日、俺は焼きそばを作っていた。
外から聞こえる赤子のような声、
近くから聞こえる。
台所の窓を何気なくザっと開けたら、小さな小さな真っ白い子猫がいた。
子猫は赤子のような声で「みゃーみゃー」と鳴いている。
今でも忘れられない光景だ。
子猫はお腹が空いていたのか焼きそばの匂いにつられたんだろう。
あまりの可愛さに招きいれたくなったが、葛藤末に諦める。
責任持って飼えないのなら、焼きそばもなしだ。
諦めて窓をしめた。
泣き声を延々と続く。
泣き声が途絶えると、心配になって窓を開けてみたが、子猫はいた。
そんなことを数回繰り返しているうちに子猫は消えた。
今でもあの子はあの後どうしたのだろうと気になっている。
それを小説にした。
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SNSがそう呼ばれる前に書いた原案。
元々は2つの別々な原案だったが一つにする方向性で考えている。
生まれながらにしてXPという病と闘っている少女の物語。
物語はSNSに記入された彼女の日記と、
コメント達を主軸にして展開される。
この原案を書いたのは8~10年ほど前だが、後に
XPという病が映画化やドラマ化され認知度がかなり上がったり、
”電車男”なるものが登場したおかで一気にテンションが下がりやめた。
んが、
要素としては思いいれがあるので別な形でもいいので叶えたい。
先生にお願いしてロゴまで書いてもらった。
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元々は2つの別々な原案だったが一つにする方向性で考えている。
生まれながらにしてXPという病と闘っている少女の物語。
物語はSNSに記入された彼女の日記と、
コメント達を主軸にして展開される。
この原案を書いたのは8~10年ほど前だが、後に
XPという病が映画化やドラマ化され認知度がかなり上がったり、
”電車男”なるものが登場したおかで一気にテンションが下がりやめた。
んが、
要素としては思いいれがあるので別な形でもいいので叶えたい。
先生にお願いしてロゴまで書いてもらった。
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これはもっとも古く私の原点。初めて書きたいと思った要素を集めた作品。友人の本に3回だけ連載したことがある。3冊目は出てないかな?原稿は渡したけど。基本的にSFだけど、ファンタジーっぽいキャラが多数登場する。
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15年前に途中まで書いてほっといたけど、シチュエーションとしては好きなのでいつか続きをと思ってる。今でいうナナっぽい要素があるけど本質的にはちゃうかな。
物語は17歳同級生である夏子の自殺から始まる。(いきなり暗いね)
誰よりも仲がよくて、
誰よりも好きで、
誰より、
何よりも大切に思っていた夏子が、
何も言わずこの世を去った。
こんなモノローグから物語はスタート。
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物語は17歳同級生である夏子の自殺から始まる。(いきなり暗いね)
誰よりも仲がよくて、
誰よりも好きで、
誰より、
何よりも大切に思っていた夏子が、
何も言わずこの世を去った。
こんなモノローグから物語はスタート。
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