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ネット人生まっしぐら、アナログとデジタルの狭間にいきるドーラの雑記帳です。
02 / 04 Tue 14:56 ×
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07 / 18 Fri 14:09 #ドーラ ×
芝居みてきました。んー短期公演ってのはやっぱ辛いねー。ましてや初日だし。以前は初日の芝居って新鮮で好きで、初日狙って小ホールとか何十本も見に行った。自分だけのお気に入りの役者や劇団を見つけるのが楽しかったけど。初日って全員がこなれていないからどうしても質としては低下するんだよね。んー・・・。

でも、凄いいいテーマでした。刺激になった内容でした。やっぱ原作がいいんだね。いい原作はあらゆる点で覆すね。粗筋よんだ通りの展開で特に何一つ捻りはないんだけど、それでいいと思う。捻るってのは人の手であり作為なんだよね。それしちゃったら終わり。人の手ではなく神の手を待たないと。丁寧なつくりで芝居はともかく内容にぐっときた。刺激になったね。1年って3150万秒と少しなんだ。やっぱ、生きているって凄いね。自由って凄いよ。翼は自らはやすもんだ。自由であれば生えてくるもんだ。親の願いを兼ねえてもいい、自分の夢をかなえてもいい、ようは自分がそうしたければ、そうすればいい。

でもなー。
原作とラスト違うだろうね。個人的には泥塗られた気分だ。あれにはガックリだった。「ヤレヤレ」と思った。あの状況でリアルなら十中八九二人は生きてないよw あのシーンで全てが茶番でしたって感じに終わってしまう。夢落ち並だな。押井監督なら主人公二人とも殺しているね。宮崎監督ならああはもってかない。ご都合主義なんだよねーあのラストは。感動的に作るためのご都合主義。はなっからそういう内容ならうまくはまるだろうけど、あそこまで丹念に画いてきてそれはないよ。「ハイ、オツカレーw」って感じ。死ぬでしょ普通。よくて重態ですよ。んで話変わってくるよ。本当にあの作品を解釈しているんだったら、ああはならないと思うな。私だったら、ラストの崖のところで暗転。飛び降りたのか、どうなのかはソレゾレの妄想にまかせるよ。画いちゃうとチープになるから。私の中では二人は思いとどまるね。だって、あそこで「わー」って飛び降りるような精神性だったら、彼女らは1年間何も心に火が灯らなかったってことだから。やっぱ茶番だ。全てが台無し。

拍手[1回]


学校公演では人気なのもわかる。ありゃーいいよ、ガンガン公演すべきだね。この作品は嫌味がない。いいよ。まさにメガヒットだと思う。ただ、10代の感受性の強い子達はその作品の真意をさっと汲み取る。だからその点で感動したのだと思う。作品に感動して芝居に感動したのではないと思うな。作品への感動が圧倒的でアツイメッセージが寄せらテイルと思う。大人はそれらを総合的に読み取って評価するからね。いい作品だったけど、良い芝居だったとは言いがたい。実際10代の子らの本質的にはそれもわかっていて、それでも感動が先立つから多いに評価しているんだと思う。よくよく話せば子供らのほうが大人以上にわかっているからね。大人はどうしても知識や経験のフィルターが邪魔になることも多々あるから。だから、彼女らの応援メッセージに胡坐をかいちゃだめだよ。それらのメッセージを裏切っちゃだめだ。もっと、もっと魂こめないと。小手先ですすめられている。魂こめるだけの価値がある作品だと思う。死ねる舞台だよ。難しいねー。
でも、芝居って真っ先に経済観念上削られる分野だから、半端なことやってたら速攻成り立たなくなるよ。続けて欲しいのよね。だからこそ生半可な気持ちで取り組んでいたら手遅れになる。かすみ食ってでもくらいつくのってほんと難しいからね。肉体と精神の消耗戦だから。でも、この芝居の彼女らのように、そうす価値はあるんだよ。だって、「自分がそうしたい」って思ったんだから。

いやーほんと良い作品だった。
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