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ネット人生まっしぐら、アナログとデジタルの狭間にいきるドーラの雑記帳です。
02 / 04 Tue 21:52 ×
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07 / 27 Fri 12:33 #ドーラ ×
持病に対する周囲の不理解というのは家族ですら酷いものだ。私の近所にも重度のアトピーの方がいらっしゃるが、都内に家を2件建つぐらい金を注いだ人もいるそうだ。

持病もちに意見できるのは、親でも子でも普通の医師でもない。同じ持病持ちか、それを専門に研究している医師のみ。実際それすら役に立たないこと も少なくはないぐらいだ。あくまで参考になる程度でしかない。だからそれ以外の人らの意見は害にすらなれど、薬にならない。それが理解できないようだ。

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例えるなら暴徒のいる都市に似てる。暴徒も毎日毎時間暴れているわけではない。ある条件が発生した時に暴徒になる。持病も同じだ。同時に暴徒が暴れてもそれを抑えられる武器や防具をもち、効果的に使えることが必要だ。この二つの条件が整ってはじめて持病と向き合える。
つまり都市は機能する。暴徒を放置してれば暴徒は暴徒を呼び被害は拡大する。しかし効果的な予防法や対抗する装備があればコントロールすることは可能となり平和になる。これと持病は全く同じだ。
持病もちじゃない人はこれを「治った!」と軽々しく喜ぶが、これは治ったわけではない。「コントロール出来ている」という状態だ。暴徒との緊張状 態は常に続いている。ただ、コントロールしているので一見すると被害はない。治っている状態とは、暴徒が都市からホボ一掃された状態を言う。これが治っ た。しかし一旦暴徒が流入した都市からそうそう暴徒がいなくならないように持病もそうはいかない。しかも大切なのは、暴徒をコントロール術(持病をコント ロール術)と、暴徒そのものを一掃する術(持病を根絶=治癒)する方法は全くことなることだ。これが持病もちじゃない人は理解できていない。持病もちでも 理解していない人も多い。コントロール術を身につけ、そこから更に根絶する術に発展しないかぎり、一生緊張状態はなくならい。

うちの師匠は糖尿が治った治ったと最近吹聴している。私は糖尿じゃないので意見できる立場にないから本人には言わないが、それはコントロールして いる段階に過ぎない。根絶するには全く異なるアプローチが必要なる。しかしそれは先の暴徒の例のようにコントロール術より遥かに難題だ。ただ、諦めた時点 で戦いは負ける。諦めてはいけない。しかめっ面で取り組んでも到底なしえない。のっぱらを飛ぶチョウチョのごとくヒラヒラと一見気楽に取り組まないと到底 なしえないだろう。

話しがややそれるが、イギリスの監視カメラを肯定するような番組や人は多い。あれはとんでもない話だ。ああでもしない制御できないような世界は根 本的に間違っている。とても尊敬できる状況ではない。手放しで喜んでいる人が多いことの浅薄さに驚く。あの国はあーでもしないと平和を保てないぐらい酷い 状況であるということだ。持病で言えば強い薬(別な意味で自分にも害をなす薬)を使わないとコントロールできない。それは恐ろしいことだ。徐々に薬は弱く し、弱い薬でコントロールできるよう模索しなければいけない。そして、普段は薬を使わなくてもホボコントロールできる状態にしてから、初めて本来の目的で ある、次の段階!根絶する全く異なるアプローチの段階に入る。それは永い時間をかけ気の遠くなるような努力をしない限り、解決にはいたらないだろう。持病 と全く同じだ。

少々かじった知識で悪戯に持病もちを刺激しないで欲しい。ここしばらくそういうことが続いたので日記に書いてみた。わからないなら、当事者じゃないなら、当事者に向かってウダウダ言わないほうが双方の為だ。

自分の子供がそうであった場合どうするか?
それは自分が病であるかのごとく真剣に勉強することから始まるべきだ。体験者の本を読み、その改善事例を参考にし、様々な専門医師の意見も参考に し、子供の微妙な変化を読み取り、薬や方法の効果、非効果を判断し、どういう状況でどうなるかというのをつぶさに観察することだ。1つは1つを間に受けて はいけない。あくまで参考、一例と考えること。悪徳商法は少なくない。最終的には自分なりの方法を見出さなくてはいけない。

何よりも忘れてはいけないのは、子供に心構えを語ることだ。自分がどういう病気でどういう段階か、そして自分はどう思うか。物心つく頃には1度2 度といわず語り合う。それが信頼になり、希望になるだろう。(まー私は経験したことがないが)軽々しく考えてはいけないこと、しかし諦めてはいけないこ と。希望は常にあること。持病は当人が向き合わない限り病気も心も救われない。手放しに医者にまかせっぱなしの親は多く、気分だけは悲劇のヒロインでい る。そのくせ、普段は考えもしない。持病もちは1秒たりとも忘れたことはないのに。皆が思っているほど医者は当てにならない。何せ、その医者はその病気に かかったことがない場合が多いからだ。所詮は他人事なのだ。持病もちの皆さんにはけして希望は捨てないで欲しい。何事も自分が諦めた時点で全ては終わる。 希望は常にある。
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