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ネット人生まっしぐら、アナログとデジタルの狭間にいきるドーラの雑記帳です。
02 / 02 Sun 14:43 ×
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02 / 19 Thu 21:30 #ドーラ ×
師匠が完全にレールにのった。プロダクションに正式に所属となり、某TV局のお抱えも決定した。そこはまさにズバリの局だ。完璧だ!実力で師匠の右にでる人は今の日本にはいないと断言できる。担当者もそれがわからないほどトンチキじゃないだろう。まがりなりにもあの局だし。今度局入りして実際に書いてみせるようだ。完璧だ。師匠の書いている姿と生の作品は見るものを感動させる。頂きである。

これで私の役目は終わった。この日が来ることは、師匠と知り合った時からなぜか確信があった。タイムテーブルもドンピシャリだ。まさかこういう形になるとは予想はできなかったが人生とは面白いものだ。そしてこうなると完全に私が築いてきた様々な構築物はお荷物となる。何せ私は部外者なのだ。ここで意地をはればマイナスにしか働かないだろう。今日、間接的に予想通りのことを指摘される。やはりな。カウンターの動向から、そろそろかな・・と思っていた。

お払い箱だ。タイムイズオーバー。全てから手を引く。
以前の私なら・・・。
コノ件はそれが出来ない。うざっといけどシレーっと居座るしかない。
何せ私は亡くなった奥さんから頼まれている。
「先生と会をよろしくね」
亡き人の思いを無視して生きていけるほど私は図々しくはない。だからこそ倒れて身体がろくすっぽ動かせない時もムリクリ動かして展示会をやったのだ。あの言葉がなければとっくに辞めてる。だから嫌でもい続けるしかない。

本人から「あんたイラネw」 と言われた時は即やめようと思う。もともと書に興味はなかった。1ミリも未練はない。ハリーポッターにでてきたトビーを呪縛していた魔法の言葉みたいなもんだ。それまでは約束を果たさないと死んでも会わせる顔がない。本人からイラネー言われたら仕方ないけどね。今後の私の役目は、ちょっとでも駄作を書こうものなら 「本業が疎かになりましたねぇ」 って言う嫌な役目だ。誰かが言わないといけない。

チャップリンにとっての高野虎一さんを思う。彼は自ら引いた。「私はもう必要のない人間だ」 しかしその結果は双方にとって悲しい別れとなったのは歴史が証明している。チャップリンもそれを望んではいなかったはずだ。しかし虎一さんの考えを尊重したのだろう。虎一サンが感じたであろう一抹の寂しさが今の私には凄くよくわかる。「もう私は必要のない人材なのだ」 そう実感するのは身も凍る寂しさだ。予想はしていたのでワクワクはするがショックはない。ただ。それでも血の気が引く寒さを感じる。虎一さんはこの感覚に耐えられなかったのだろう。凄くわかる。

同時に今までの維持してきたモチベーションも消失した。私は完全にすることがなくなった。この日が来るまでに身の置き場を定めておこうと思っていたが間に合わなかったようだ。あらゆる方向性を模索し続けたが、やはりなかった。かつてあった焦りは現実となる。しかし渦の中心にスッポリ入ってしまえばむしろ平和な感じか。「驚くほど俺なんも武器ねーw」って感じで爽やかですらある。丸裸だ。私は目標をたててそれに向かって突き進むタイプではないことが過去の人生ではっきりしている。目標を決めると驚くほど失敗するのだ。その場の勢いや人間関係だけで動くタイプだ。どうやらそういう人生しかないようだ。となると、今はとりあえずフォントメイクに注力し、まー淡々と事務局をこなし、ヘルプが入った時だけお手伝いするって感じだろうか。今一度バカになる時がきたのかもしれない。今どうにかなればそれでいい。明日は存在しない。今どうにかすればいい。今の繰り返しが結果的に未来になり過去になるのだから、今の関係性において必要とされること、したいと思うことだけに全力を注ごう。

あぁ・・奥さんの笑顔が見えるようだ。
遂に来ましたよ。
喜んでいますよね。
再来年の個展の時に今一度考えよう。それでまでは閉じておこう。
人間、考えるとロクなことにならない。
今一度自分の人生と向き合おう。
今のままでは祖父母に会わせる顔がない。

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