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ネット人生まっしぐら、アナログとデジタルの狭間にいきるドーラの雑記帳です。
01 / 31 Fri 12:25 ×
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05 / 11 Sun 16:43 #ドーラ ×
クリントイーストウッド監督のアレです。
いやーこれほどちゃんと日本を描いた海外の映画はいまだかつてないね。
ほんとイーストウッド様に頭が下がります。

実話のエピソードを元に丹念に作る上げられた物語。いたるところに脚色はもちろんあるけど、それがこれみよがしじゃない。ラストはちょっとアレだけど。特攻前夜、中将はルーズベルト大統領に直筆の手紙を託しているのよね。側近の部下に命令して直接お届けするようにって。その手紙の字ときたら、ほんとうに凄いですよ。目が釘づけになった。しかも内容も凄い。あの状況下であの内容が書けるというその芯の強さ、視野の広さにほんと・・・言葉がつまるよ。そのエピソードいれてほしかったなー。最後はあんなんじゃないのよ。だって、見つからなかったんだもん。まーそういう意味では映画だからいいだけどね。ドキュメンタリーじゃないし。ほんと、腹にずーんと来る映画ですよ。実際はもっと悲惨だったらしい。栗林中将のアメリカ留学中の顔と、最後に硫黄島で撮ったお顔みたことあるけど、ほんと凄いよ。人間あそこまで顔が変わるのってぐらい。その壮絶さが顔だけでわかる。渡辺兼が充分演じ切れていたかと考えると1/100も演じれていないと思うけどさ。あのさなかで中将の視線は凄い暖かかった。あの壮絶な地獄のような状況下だったのに。にしても渡辺兼の芝居のバリエーションの少なさときたら泣けてくるなー。何やってもみーんな同じ。雰囲気だけ。映画全体がいいから、よかったけどさ。

父親達の星条旗は映画館でみたけど、いやー両方みるとほんとクルなー!!っとにもー、なんなんだよ!!
これ以上言葉もないよ。つまる。言葉がつまるよ。やるせない・・・やるせないなーーーー。今の日本のスタッフじゃ、あからさまにお涙頂戴映画やドラマをつくるのが関の山で、心の底から恥ずかしいやら情けないやらで。本当は日本がやらなあかん映画だったのよ。それが、海外の、しかもアメリカの監督が作ってくれたことに心から謝意を申し上げたい。

あーやるせないよ。奥底から無念さが湧き上がるよ。心からご冥福をお祈りします。

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