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ネット人生まっしぐら、アナログとデジタルの狭間にいきるドーラの雑記帳です。
02 / 04 Tue 00:54 ×
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08 / 16 Sat 15:32 #ドーラ ×
先日N○Kスペシャルでみたレイテ島での戦いの悪夢・・。
生きるため、戦友の肉をも喰らい、戦った。
「戦後60年、はじめて泣いた」
と語るお爺さん。
真の苦悩を知るものは多くを語れない。
「兄とすらほとんど話したことはない」
と語るお爺さんの心は涙で震えていた。

その夜。
夢をみた。
廃屋に追い詰められている自分と誰か。
武器も何もない、しかし何物かがやってくるとはわかってる。現れる何かチェーンソーのようなものを持っている。
自分が手近なものを持ち投げる。相手の肩にそれが深々と食い込んだようだ。
闇の中から手ごたえを感じた。暗闇から出てきたソレは、日本人らしい人だった。
くたびれた姿に右手に動いていないチェーンソー。左肩には私が投げた何かが手ごたえ通り食い込んで血まみれ。
恐怖とその意外性に声も出ないが、ジェスチャーで「違う!違う!」と私。
相手は狂気の目でチェーンソーを振りかざそうとする、後ろの何かを守ろうとしつつも、声にならない「違う!違う!」を繰り返す。ズリ・・ズリと息も絶え絶え近づいてくる。私の手元には何故か日本刀が握られている。「殺さなければ殺される」と思い再びそれを投げると腹に当たった。当たった瞬間に相手の絶叫。「助かった!」と思ったが、相手は倒れない。また、ズリ・・ズリと迫ってくる。逃げられない後もない。「あーあれで殺される殺されてしまう」と思った時に、ハッと、「これは夢だ」とわかった。それでもズリ・・ズリ・・とよってくる血まみれのアジア人。

目が覚めた。


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寓話ではある。
身をささげる兎。

だが、現実であるとは。
助からないことに気づき、「私が死んだら食べられるものなら私の肉を喰らって生きてくれ」と戦友に語る。
逆に、生きるために仲間を殺しその肉を喰らうものもいる。
戦争となんと恐ろしいものだろうか。飢餓とはなんと恐ろしいものか。
1週間もすると死体が服だけのこし腐って影も形もなくなるとは・・・。
そしてそんな環境にすら慣れて、
飯をくらい、
眠れる人間。
弾もなく剣もなく己が肉体を凶器と化し、寝ているところを襲う日本兵。
それを恐れ、胸に短剣をつきたてたまま眠るアメリカ兵。
戦友を殺され皆殺しにしたいと意気高揚する日本兵。
同じようにアメリカ兵。
無関係な争いに巻き込まれ、命や寝食を奪われ狂気と化すフィリピン人。

なんと恐ろしい。
なんとオゾマシイ。

それでも戦争は終わらない。
欲のため。

あぁ・・
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