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ネット人生まっしぐら、アナログとデジタルの狭間にいきるドーラの雑記帳です。
05 / 21 Tue 01:12 ×
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11 / 05 Thu 14:12 #ドーラ ×
師匠のお父さんから話を聞くのがすきだ。
何せ今からは想像も出来ないニュースも伝えない日本がリアルに伺えるからだ。
東京も昔は子供がすっぽりハマルぐらいの穴が道のいたるところにあった。とか、とても興味深い。
中でも爺さんが実際にみて後から聞いたというこの話は興奮した。

幕末の戦争で、幕府軍と関東軍との戦いがおきていた時代。
爺さんは目撃したそうな。
80歳前後の老人が広場で日本刀を片手に仁王立ち。
それを若い関東軍が銃剣をもって周囲を囲む。
どう考えても爺さんピンチ!!
が、近づけない。
老人がユラリと動くと、関東軍の若人はザワザワっとなり後ずさり。
剣をチャキっと動かすとザワザワザっと後ずさり。
この攻防はかなり長いこと続いたらしい。
「剣をおろせ!撃つぞ!!」
と恫喝しても、ガン無視。逆に一歩前へ出ると、ザワザワザワっとなり動揺が走る。
引き金を引けないほどの緊張感と迫力だったのだろう。

その爺さんは人を斬ったことがあるそうな。その爺さんと、
剣を握ったこともない若人の「死」に向かう姿勢と気迫に天と地の差があったのだろう。
近づいたら「斬られる!!」という恐怖は動物の本能であり圧倒的なものだ。

私も顔を切っ先が通っただけで背筋がゾーーーーーッとした。
あの感覚なんぞ屁のつっぱりだろう。
昔の人は肝っ玉の次元が違うんだなーと思わせるエピソードであった。
想像するだけで脳汁がでる。
だけに、「生きる」意識というのは雲泥の差だったんだろうなーと思う。

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