SNSがそう呼ばれる前に書いた原案。
元々は2つの別々な原案だったが一つにする方向性で考えている。
生まれながらにしてXPという病と闘っている少女の物語。
物語はSNSに記入された彼女の日記と、
コメント達を主軸にして展開される。
この原案を書いたのは8~10年ほど前だが、後に
XPという病が映画化やドラマ化され認知度がかなり上がったり、
”電車男”なるものが登場したおかで一気にテンションが下がりやめた。
んが、
要素としては思いいれがあるので別な形でもいいので叶えたい。
先生にお願いしてロゴまで書いてもらった。
本当に大切なものは消して多くはない。
家族、伴侶、子供、恋人、そして宝物が1つ。
欲しい物は少なければ少ないほうがいい。
彼女の初めての日記にはそう書いてあった。
彼女はXP。日の光に当たることを許されない原因不明の病気。
人生の大半を暗闇の中で過ごしている。
物語は少年が彼女の今日の日記を読むことから始まる。
彼もまた持病に悩んでいた。そして死を決意した矢先のことだった。
日記の数日分を読み、少年は彼女の強さが憎らしくなった。
同時に彼女の人気を妬んだ。
そして日記を荒らした。
誹謗中傷を連日書く。
彼女を支持する訪問者からは拒絶され、逆に自らの日記を荒らされた。
通報もされた。
ただ、彼女だけは少年の話に耳を傾けた。
彼女だけは彼に問い続けた。
「どうされたのですか?
何かあったのですか?心配です」
日記でのやり取りを通し次第に彼は彼女の過去ログを辿るようになる。
読み進めるほどに少年は彼女のおかれている状況の深刻さを知り、
同時にまだ見ぬ彼女に心から惹かれるようになる。
そして彼が思いを打ち明けようとした矢先、彼女の日記が途絶える。
3日が過ぎ、
1週間が過ぎ、
1ヶ月が過ぎた。
ネットでは彼女の死亡説が流れ、時とともに来訪者が徐々に姿を消す。
彼と一部の者たちが必死にそれを否定した。
彼は彼女を探す決心をする。
見つからぬまま1年が過ぎたある日、彼女と同じハンドル名を使うブログが見つかる。
他人とは思えないほどに符合する状況、そして文面。
日記は続いていた。
しかも、未来にまで。
彼はいつしか仲良くなっていた彼女のサイトを通して知り合ったフレンド達と話し合い、
間違いなく彼女であることを確信する。
そこには膨大な日記書き込まれていた。
彼女は未来への自分に希望をたくすためか、
実際には経過していない未来の自分日記をつけていた。
毎日、毎日果てることもないほど先の先にまで。
まるでその時を生きているかのように。
彼らは、いつしか未来の日記は絶対に先を読まないことが暗黙のルールとなる。
訪問者は今日の日記に延々とコメントを連ねる。
しかし、噂が噂を呼びサイトを訪問する人たちが再び集いだす。
そして意に沿わないメッセージが書き込まれだし炎上。
怒り狂うフレンド達、そして分裂。
ただ彼だけは、
彼女が自分にそうしたように、一つ、一つ丁寧にそれらのコメントに応対する。
捜索の果てに彼が見たものは・・・。
元々は2つの別々な原案だったが一つにする方向性で考えている。
生まれながらにしてXPという病と闘っている少女の物語。
物語はSNSに記入された彼女の日記と、
コメント達を主軸にして展開される。
この原案を書いたのは8~10年ほど前だが、後に
XPという病が映画化やドラマ化され認知度がかなり上がったり、
”電車男”なるものが登場したおかで一気にテンションが下がりやめた。
んが、
要素としては思いいれがあるので別な形でもいいので叶えたい。
先生にお願いしてロゴまで書いてもらった。
本当に大切なものは消して多くはない。
家族、伴侶、子供、恋人、そして宝物が1つ。
欲しい物は少なければ少ないほうがいい。
彼女の初めての日記にはそう書いてあった。
彼女はXP。日の光に当たることを許されない原因不明の病気。
人生の大半を暗闇の中で過ごしている。
物語は少年が彼女の今日の日記を読むことから始まる。
彼もまた持病に悩んでいた。そして死を決意した矢先のことだった。
日記の数日分を読み、少年は彼女の強さが憎らしくなった。
同時に彼女の人気を妬んだ。
そして日記を荒らした。
誹謗中傷を連日書く。
彼女を支持する訪問者からは拒絶され、逆に自らの日記を荒らされた。
通報もされた。
ただ、彼女だけは少年の話に耳を傾けた。
彼女だけは彼に問い続けた。
「どうされたのですか?
何かあったのですか?心配です」
日記でのやり取りを通し次第に彼は彼女の過去ログを辿るようになる。
読み進めるほどに少年は彼女のおかれている状況の深刻さを知り、
同時にまだ見ぬ彼女に心から惹かれるようになる。
そして彼が思いを打ち明けようとした矢先、彼女の日記が途絶える。
3日が過ぎ、
1週間が過ぎ、
1ヶ月が過ぎた。
ネットでは彼女の死亡説が流れ、時とともに来訪者が徐々に姿を消す。
彼と一部の者たちが必死にそれを否定した。
彼は彼女を探す決心をする。
見つからぬまま1年が過ぎたある日、彼女と同じハンドル名を使うブログが見つかる。
他人とは思えないほどに符合する状況、そして文面。
日記は続いていた。
しかも、未来にまで。
彼はいつしか仲良くなっていた彼女のサイトを通して知り合ったフレンド達と話し合い、
間違いなく彼女であることを確信する。
そこには膨大な日記書き込まれていた。
彼女は未来への自分に希望をたくすためか、
実際には経過していない未来の自分日記をつけていた。
毎日、毎日果てることもないほど先の先にまで。
まるでその時を生きているかのように。
彼らは、いつしか未来の日記は絶対に先を読まないことが暗黙のルールとなる。
訪問者は今日の日記に延々とコメントを連ねる。
しかし、噂が噂を呼びサイトを訪問する人たちが再び集いだす。
そして意に沿わないメッセージが書き込まれだし炎上。
怒り狂うフレンド達、そして分裂。
ただ彼だけは、
彼女が自分にそうしたように、一つ、一つ丁寧にそれらのコメントに応対する。
捜索の果てに彼が見たものは・・・。
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