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ネット人生まっしぐら、アナログとデジタルの狭間にいきるドーラの雑記帳です。
11 / 27 Wed 10:50 ×
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03 / 05 Thu 14:39 #ドーラ ×
いやー原作時、衝撃でした。
「えーーーーーーーーーーーーっ!!」
と同時に、自分も市長に結構シンパシー感じるんですよ。「なるほど」と。「わかる」と。でも・・・なんですよね。
あそこまで極端じゃないけど、ぶっちゃけああいう極端な人います。
頭の良い、お勉強が出来る人ほどあんな感じですよ。官僚とかもやってることみると広川と似てますね。間がないんですよ。極端なんです。しかも極端を時間かけずにやるもんだから崩壊する。それがわからないんですよね。でも色々考えさせられましたよ当時。だって彼の言う通りですから。ゴトーは彼を理解できなかったようです。でしょうねぇ。田宮が生きていれば・・・。でも広川は田宮を理解できないでしょう。あー・・・世の中ってそういうものです。今でこそわかります。

制圧戦若干しょもくなってしまいましたね。山岸さんは結構お気に入りだったのでもう少し気合入れて欲しかったけど、まー名シーンが見れて嬉しかったです。あー終わるのかー寂しいなぁ。ま、一つの物語はいずれ終わるもその精神を受け継ぐことは出来る。


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広川な人々)

頭の中で既に完結しているのですぐやろうするんですよね。わかる!わかりますよ。完璧だと思うアイデアや構想があると出来るとしか思えなくなる。完璧であるほどにね。それをね「机上の空論」って言うんですね。でも完璧だからそう思えなくなる。

実際問題 頭の中での完璧が現実は完璧にはいかないじゃないですか。
そんなの当たり前ですよ。子供でも知ってる。
でも出来ないのを他人のせいにするんですよね。頭のいい人ほど。
連中が「バカだから」って責任転化しちゃうんですよ。自分を無意識に部外者にして。
そうすると余計に回らなくなる。何せ周囲を理解しないので無茶苦茶要求しだすんですよ。もう論理破綻しているのに頭のいい人ほど気づかない。

「俺の計画には僅かな隙もないウリイイイイイイイイ!
 テメーらがウスラバカなのが悪いんだ”
 バカは抑圧して当然!
 バカは死ぬまで働いでも割りが合わない!
 だから働け!!俺の計画の為に死ぬまで働けウリイイイイイイイイ!
 失敗したのはお前ら脳なしが悪い!
 お前らのせいだー!」みたいな。

モンスター化する。某国の首相とかもまさにそう。
頭の中では完璧なんですよ。

製作者力尽きる)

原作既読者なので、内容がどうのと言うより製作者が遂に力尽きた印象が強く残ってしまった今回。恐らくもうマンパワーが無いのだろう。作画カロリーの高いVSゴトー回に残りを注ぐつもりなのだろうと推測している。

メディアミックス展開はこういう時に仇となる気がする。ただでさえ難しい原作を2クールで見せる苦労。その上、タイミングをあわせないといけない。そして煩いだろう外野。作る側にとってはストレスが膨大だ。

1クール目の完成度からすると個人的には2クール目は非常に雑な印象だ。名シーンにだけ注力し後は崩れ方がかなりきてる。製作者側の悲鳴が聞こえそうだ。これなら2クール目はジョジョみたいに数ヶ月あけるべきだったかもしれない。それも実写との連動の関係で出来ないのだろう。あー・・・名作であるが故のラビリンスに迷い込んだような気がする。ま、勝手な想像だが。

2クール目の評判)

2クール目の方が全体的に評判はいいようだが、個人的には1クール目の方が丁寧な仕事で好感が持てた。2クール目が評判がいい理由は、単に後半は神展開が続くのでそう感じるだけに思う。あくまで個人的感想としては「力尽きた」というの印象だ。

アングルやレイアウト、物語の緩急、作画等 全体的にイージーな回がとても多く、良くなった点は途中から音楽空気を読むようになったぐらい。名シーン回だけはなんとか死守しようという意気込みは感じられるのでその点は救いで、田村の回や市役所での戦闘回は良かった。

今回などは レイアウトやアングル、動き、作画など全ての点で非常に不安定な印象で、劇的な、広川、山岸vsゴトー、新一の生物として絶対に叶わないと体感してしまった者が感じうる恐怖。全身を貫く恐怖。冷静さを欠いて自暴自棄になる過程がなんとも安易に流れて「ほあ!?」って拍子抜け。そして村野との再開からの。「え?」って感じだった。これら全て間の芝居が欲しいところ。

時間の表現は漫画はコマで表現出来るがアニメは実際の尺がそれなりに必要になる。でもそれが出来ない。(尺がない)としたらレイアウトが仕事をし、1場面に全てを投じる神経細やかな情熱と仕事、つまりマンパワーが必要だが・・・それを完全に放棄したのが伺える。

多分、作る側の才能の問題なのだろう。これは致し方ない。誰しも才能は超えられない。だから情熱でカバーするものだが、情熱で埋めるには絶対に時間がいる。その時間はないだろう。中途半端にやるぐらいなら注ぎ込める話で力をという発想に感じた。それは戦略的に正しい。

つまり・・「もう製作者サイドのHPは限りくゼロよ!」というところだろう。わかる・・・力を出したいが、もうMPがないのだ。馬力でおせない、魔法でカバー出来ないそんな状況なのを想像する。バンザイ・アタックは意味がない。ぷるんぷるんしてしまう。(白箱用語)ぷるんぷるんしないギリギリのところでの戦いなのだろう。

残念でならないが・・・まあ時を経てアニメで見れただけでも感謝したい。難しい作品だ。加えて原作厨の批判は本当に酷いものだ。わからんでもないが私は感謝の念が先にある。見れただけでもありがたい。あと少し、あと少しです。
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