今話、ヤバイです。
胸があつくなって・・あつくなって・・・(´;ω;`)ブワッ
これ、働いている人間には少なからずも思い当たるでしょ。
この胸があつくなって。゚(゚´Д`゚)゚。ってこと、
ここんところ記憶になかったので久しぶりの感覚でした。
単に泣けることはあってもね。
ネタバレを避けるとこんなものかな。
どの業界であれ、これから働こうという人、今働いている人。
共通する内容がてんこ盛りでした!
いやー良かったなぁ。
いかん、胸があつくなる。
さて、以後蛇足ですが、ネタバレ込なので注意。
二人の関係
まーあれだ・・・付き合っていたんだろうねーw 多分、平岡が夢敗れるまで。
もしくは、互いに多少なりとも惹かれた時期があったか。
ま、わかるよ。イケメンだし、可愛いもんw
じゃないと、「私は頑張る人が好き」「オレは嫌い」ってのが浮くからね。
あれ完全に駆け引きでしょ。もしくは、そういうの関係なく夢を語り合っていた同僚か。
凄く仲がいい異性の同僚だとああいう会話にもなりうる。
んでも、男女だったから結局内心「好き嫌い」って揺らぎあるけどね。
ちなみに公式では「付き合っている、付き合っていた説」は監督から否定されたw
この監督のいいところで、そこに焦点を当てないのがいい。
人には色々と語り尽くせない揺らぎがあるんです。
アンデスチャッキー
普通に見たくなったわw もーさw
あの昭和風のあの感じが懐かしくて泣きそうですよ。
そして特殊ED。いいなーおい!!
でもあれって?元は何だろう。どうしても ガンバの大冒険 を思い出すんだけど。
でも名前から ロッキーチャック なのかな?あれはほとんど見て無かったんだよねぇ。
でもドカンでOP見たら思い出しましたw
見てましたよ少し!!あれ女子が好きでしたね。
ロッキーチャックが元ですな完璧に。そして動きの素晴らしいことw驚いたw
ガンバの大冒険 は本当に好きで何回も子供の頃に見た。
凄い漫画のような迫力をアニメで見せているエフェクトがあって迫力が半端ない!!
単純だけど胸をうつ物語だった。
再放送される度に好きで見てたけど、そのうちさすがに内容に興味がなくなっていき、
でも、あの絵の迫力と音楽や歌の勢いはやっぱり何度みても好きだったなぁ・・・。
そういえば、ああいう感じの物語って今無いよねぇ。
幅が広いようで、実は今のアニメは幅が狭くなっている。
ま、商業主義に走ると幅は自ずと狭くなるものだから仕方がない側面があるけど。
ガンバ!ガンバ!ガンバと仲間たち!
尻尾をたってろーおっほっほ、おっほっほ♪ とか思い出すなぁ。
武蔵野動画
あれって何がモデルなんだろう?
タツノコなのかな?虫プロなのかな?
そして、ああいう感じで今も残っているのかな。
だとしたら見学にいきてー・・・(´・ω・`)
私のお宝として、何かの特典でセルが貰ったの今もありますね。
あれ見るだけでワクワクしたの思い出します。
昔は特典で配ったりしてましたね。
直にみたいなぁ。
折れる人間、折れない人間
そう!折れる人間は勝手に折れてろ!って話ですよ。
そこに他人を巻き込むな!!ってね。
また、巻き込まれる必要はない。
ああいう折れる人間ってのは、一人で折れているのが嫌だから他人を巻き込もうとする。
無意識にね。自殺しようとする人に絶対に近づいてはいけないのですが、
それは周囲を巻き込もうとするからなんですが、それと同じ。
はっきり言って稼ぐことと好きなことをすることを天秤にかける人は、
好きなことを仕事にすることは不可能です。
その時点で才能がないと諦めた方がいい。
稼げる、稼げない関係なく、やっちゃうんです
能率は悪いし、理屈にも合わないけど、やっちゃう。
稼げるかどうかは全く別な問題。
また、才能があるかどうかも別問題!!
全て別問題で「やっちゃうんです」。
やりたいことと、稼ぐことは全く別なベクトルです。
稼ぐのが人生の目的なら稼げる仕事をすることです。
好きなことを仕事に出来ないから好きなことを辞める人
それは違う。これ完全に勘違い。
本来であれば好きなことは仕事にしない方がいい。
「やっちゃう」人が仕事にすればいいんであって、
「やっちゃう」人は止められないから。
本来なら好きな事を仕事にしてしまうと大概の人は心が折れますよ。ある種の才能がない限り。
だって、仕事って9割以上は興味ないことやらせられますから。
でも、それが仕事なんです!!
無駄に思えることが表現の幅が広げる
人間って一人で居ると、好きなこと出来る分すぼまって来ます。
人間の一人の発想って実にちっぽけなので、
ずっと一人でやってると小さなゾーンでしか出来なくなる。そして飽きる。
ましてや、フリーなのに嫌いな仕事したくないでしょ。
嫌いな仕事というのは、自分がしたくなことをやるので人間の幅や技術や知識、人脈の幅等を広げくれる。
実はともて大切なことなんですよね。
ただ、それで折れちゃって好きなことをやめると人生を無駄にします。
だから「やっちゃう人」以外は、コソッとやっていた方がいい。
好きなことを失うと生きる脈動が失われ老後本当に抜け殻みたいになりますよ。
どれほど多いことか!
好きなことは、基本自分で温めながら勝手にやる。
仕事は仕事と思い稼ぐ手段としてやる。
ずーっとやってるとそれがある段階で歯車があう時が来る。
すくなくとも稼ぎと交差せずとも人生を楽しく過ごさせてくれる。これだけでどれほど幸せなことか。
平岡
彼はまだ捨てきれないからへばりついている。
いわば腹がくくれていないヤツです。
やるなら仕事に徹しろ!!
夢みるなら覚めるな!!
どっちかです。じゃないと本当に人生無駄。
「平岡?お前は何をしたいんだ」
そう聞きたい。
自分のしたいことをしろ、後悔しなうちに。
捨て台詞
前の職場で辞める人の捨て台詞の実に虚しいことか。
最悪だから捨て台詞はくぐらいならカジリついてでも仕事しろ。
9割がた我田引水ですよ。
「オレはさぁ~」みたいな感じ。
「この会社はクソだから」とか
「この業界のしごとなんて仕事にうちに入らない」とか、
「バカとクソしかいないから」とか、
「上司がクソだから」とか、
「クソはお前だ!!」と思います。
「違う」と思ったら黙ってやめろっての!!捨て台詞はくな。
「てめーはクソ呼ばわりした上司が嘘をついて庇ったお陰で再就職できたんだぞ!」とか。
言ってやりたいヤツもいた。
事情があるならあるでいいじゃないか。生きてりゃ色々人間だって変わるんだから。
それ事態は当然だろう。だからといって、残る人間に唾を吹きかけるようなことは言うなっての。最悪にカッコ悪い。あんたのこと好きな人がいたとして1000年の恋も覚める。あれで冷めないならそいつあんたにお似合いのア4だぞ。それでいいんか?
全ては「平凡を見て非凡を極める」これが基本ですよ。
微細なものに神は宿るんですよ。
それが見えないで腹もくくれず、挙句に我田引水の上に肩で風きって辞めるなんでダサいのなんの。
モンスター老人
現在多くの老人がココで悩んでます。好きなこと合ったんだろうけど自分に言い訳しながら生きてきたがために不良老人が多いんです。その上で腹もくくれていない。みっともないったらありゃしないよ。
「いまからでもやれるじゃない?」って言えば、
「もう遅い」って返ってくる。
やりたいことに、遅いもへったくれもない。
「ガタガタ言わずやりゃーいいんだよ!」
「じゃー腹くくれ!?お前は幾つだ!人生何してたんだ。それでよく孫にとやかく言えるな。孫の前にてめーの頭のハエをおえ!」って言いたくなる。
失礼だから言わないけどね。
でも親には言う。大喧嘩になるけどw
信頼関係のある喧嘩ならねスキンシップですよ。
その姿は虚しいんですよ。積上げたものがなにもなくて。
だから老人クラブとか旅行とかして暇を潰ししか無い。
それすらも出来ない人がモンスター化するんですよ。
社会人への失望
エリカちゃんの車内での発言わかる。
メーカーにいた時期があって、これでもかと見せつけられましたね。
社会に出たらもう少しまともだと期待してましたから相当な失望でした。
私にとって学生時代は全てがガキっぽすぎて退屈だったんです。
でもまー、出てわかった社会の酷さwww 学生の方がマシですよ本当に。
「てめーらどの面下げて子供にあんなこと言えたなぁ!?はぁん!?」( ゚д゚ )って感じ。
平気で新入社員の子に手を出しまくりなクソエロ上司とかさ、んで仕事できりゃーいいよ、出来ないんだよ。見た目ダンディイケメンでさ。甘い声かけて、てめーの娘よりずっと若い子に手を出している。毎年。うらや・・・ゲフンゲフン・・恥を知れ!節度を知れ!
好き嫌いだけで仕事を振る能なしとかさー。んで、平岡みたいにてめーは尻を拭わないで他人に知り拭わせて「帳尻が合う」みたいに思っているスカ野郎。
ガンガン会社の金に手をつける金の亡者とかいたなー。
こういう連中って顔がおかしいんですよ。安易な顔してるか、不遜な顔してる。
仕事をせずに一日中徘徊老人みたいに会社内をウロウロしケチだけつける役付とか。
それで全員が私の2倍から5倍の給料貰っているからねw
もうね、笑うしかないでしょ。
茶沢みたいな全く仕事しないヤツとか実際にいるw 彼はまだマシで、
足を引っ張るのが生きがいのクソが最悪。
悪いうわさを効果的に回して貶めようとしたりね。されたことあるけど。
突然、発狂すると人とかwww いやほんと、突然なんだよね。最初は恐怖ですよ。
動物園!wそうw人間動物園ですよ会社ってw
才能の有無
でもま、彼らも別に好きで才能がなく生まれたわけじゃない。
私だってそう、そりゃーさー、イケメンで頭が良くて、芸術的才能があって健康で生まれたいよwww
それに、そういう人もある種の才能ってあって、逆に傾いている人ほど特異な才能がある。
それは逆に唯一無二だったりするんですよ。
彼らがいつそれを発動するかは自分とは直接は関係ないけど、
実際に風が吹いて桶屋が儲かる的なことはあるから、
皆社会の一員であるってことは間違いない。
ダレも才能を選んで生まれてはこれないし。
万が一、天才美形ばかりだったら、それはその領域で更にもっとおぞましい競争があるだろうから、ぶっちゃけ恐ろしいですよw
かといって、腹がたつのも本音だからw
あまり責めるのも変な話で、じゃーお前は何だなんだってブーメランですからw
切り替える人と切り替えられない人
私はクソなのはクソ自身が勝手に落ちてろって切り替えましたね。
私は、1ヶ月で失望、半年後には失望のどん底、一年後に諦め、一年半後に立ち直る。
考えると結局のところ自分は自分なんです。
あんなクソみたいな生き方はしたくないと思いましたね。
こんなバカばっかりだったら世の中ちょろいなと思った時期も一瞬あったのですが、
大間違い。舐めたら終わりですよ。怖いですよ!マジで。
スットコドッコイがいるように凄い人もいるんです。
んで凄い人は黙って見ている。経過と結果をね。冷静に。
それと、そういうスットコドッコイって実はそこまで多くない。
まともなのが多いからこそ社会って回る。
何せ、そんなんばっかりだったら会社潰れますからw
セルアニメ
ウィングマンがアニメ化された時その余りのダサさに消化不良をおこして、
自分でセルやアニメ用の絵の具を小遣いから買って原作からセルおこししてました。
色塗って、それ壁に貼って眺めていたことを思い出したw
親戚の子が遊びに来た時に、
それ見て凄い!!ドラちゃんアニメの人なの!!?って言うもんだから、
「いやいやそれはないでしょw」ってツッコミを。学生だしw
直接はいいづらかったんだろうね。
ウィングマンのセルを欲しいって親経由で言ってきたもんだから、
「あ、いいよ別に」って幾つか上げた記憶があるな。
なんか知らないけど嬉しかったなー。
ほんとセルってすぐ傷がつくしさ、よれるし大変なんだよね。
多分、まだ実家に色あるよw 勿論もう塗れないだろうけど。
顔だけで選ぶ社長
ある取引先に行くと明らかに顔と雰囲気の傾倒がそっくりなんですね。
その瞬間「これ、社長のタイプなんだな」ってわかりましたよ。
ある程度、関係性が築けた後の飲みの席で、
「社長、顔で選んでいるしょーw」って言ったら、
「あれ?わかっちゃったw でも社長なんだからいいじゃんそれぐらい」って素直な方なので言ってくれましたね。でも、明らかに顔で選ばれていない人もいるのですが、そういう人って大概のところ優秀なんです。んで、
「○○さんや○○さんとか能力で選んだでしょ。顔だけじゃ会社回らないからw」って聞いたら
「えーそこまでわかる?そう、顔だけじゃ会社は回らないって途中で気づいたw」って言ってましたね。
まーそれもまた人間ですよ。
採用・不採用の境界
逆を言えば、採用・不採用なんてまじでクソみたいなもので、そもそも大概は人を見る目がない人が選別をしていることが多い。何せ人事に重きをおいていない会社って多くて、博打みたいなもんだと思っている節があるから、仕事出来ない人が人事におかれることって結構ある。勿論、人事の大切さわかっているところはそうじゃないけどね。受付と人事をみるとこの会社の行く末はかなり当たる。酷いところなんて、
「今日は飲み過ぎて気分が悪いから全員不採用にしたったー」的なこと言ったりとか。
「超美人で思わず採用しちゃったんだけど、あれはダメ過ぎだわw ま、営業のやる気要員だな」とかね。酷いもん。
面倒くさくて学歴だけしか見ていない人も確かに少なくなく、学歴が高ければ仕事出来ると思いっている人もいる。とんでもない大間違いで、学歴が高くて仕事が出来ない人は、学歴が低い上に賢くない人間の何百倍もお荷物。何かというと論破しようとして仕事にならない。私が人事ならむしろ学歴が高い方を警戒する。見る目がない人はどうしても人事って 当たるも八卦当たらぬも八卦 って勘違いしているからそういう事態になる。
ただ、瓢箪から駒ってこともあるから一概にはそうしたこと全てが悪いとも言えない。だから落とされて落ち込むことなんてないんだけどね。わかるけど。どうあれ落ちるのは気分が悪いよ。幾つになっても慣れないね。でも縁が無かったと思って次へ行った方がいい。そういう意味では「数うちゃーあたる」と思っている人間は顔に出てるから、見抜ける人はまず採用しない。余程何か才能の片鱗でも感じない限り。あと、やたらとキレイ事を言える人。これもダメ。十中八九 上辺だけの人間。アピール力があり過ぎる人もダメ。息切れる。ようは、素が一番可能性がある。つまり素のポテンシャルが問われてくるとも言える。素を見せられない人は、裏に何か真意を隠していることが多いからね。最後は人間力ですよ。
みゃー森
彼女みたいに素で「なんでもやります!」ってのは実は諸刃で、見えない人間からすると「価値観がない」「ダメだこりゃ」ってなるし、逆に、見える人からは「この子は素でこうなんだ」っとわかると採用したい。基本的にプラスに物事を考える人とマイナスに考える人って別れて、マイナス考える人は厳しいね。だから、みゃー森みたいな子は凄いありがたい。万が一彼女が仕事が出来ない子だったとしても活気にもなる。ま、その上で仕事もあんだけ出来れば「お宝掘り当てた!!」って気持ちだろうね。そりゃーエースですよ。でも、エースだと思うなら大事に育てないとね。
思い出
私にもある経験があって、平岡とエリカのやりとりを聞いてそれを鮮明に思い出しましたね!!
少なからず夢をうる商売に入ってました。
私は平岡やエリカほど純じゃなかったようで小学生の頃より、
「ま、こんなもんだろう、夢の舞台の裏側なんてものは」って感覚があったんで、
実際に入っても、「だろうね」というのが基本で、
せいぜい「想像より酷かったけど」という具合。
だから特に失望ってのは無かったのです。
現実ってのは多くは圧倒的一般人の馬力によって賄われていますから、正直いって創造的な部分で関与出来る人ってほとんどいないんすよ。ま、当然そうだろうなと思ってましたので。
ただ、それはそれとして、一方でそういうものを見て、読んで、聞いて、感動する自分がいるわけじゃないですか、だから、それと、コレは別なんですよ。
少女と老婦人
その仕事で、小学3年ぐらいの女の子と70過ぎの老婦人があるイベントに来たんですね。
こっちは連日の業務に加えイベントなんぞやるもんですから口からエクトプラズムが半分出るぐらいの状況ですよ。イベント中にも先方からなんだかんだと携帯に電話がなるし。
もうね、今話のみゃー森どころの騒ぎじゃないんですよ。心のどこかで「俺を○○してくれ・・誰でもいい、俺を○○してくれ」ってなるんですよ。もう限界なんてとっくの昔に突破しているわけです。そればかりか意識を失わないよう、来場者の気分を損なわないように裏に回っては脳みそをバンバン叩きながら気合いれてたんです。
私が嫌なのは、てめーの事情はてめーの事情。お客やユーザー、来場者には関係ないから、絶対に夢を壊すような言動はしないと決めてました。だから平岡みたいに自分で夢みて自分で折れて、それを他人に恥ずかしげもなく見せている人間は大嫌いなんです。てめーの頭のハエぐらいてめーで始末しろ!!ってイイたくなるんですね。てめーがオレたからオレと一緒に落ちようなんてヤツは本当に嫌いで。ま、今にしてみると、それはそれで仕方ないんですけどね。
そんな中、その二人が訪れて来たんです。それはそれはイイ笑顔です。夢の舞台に来たって感じで、その子が言うには「初めてコれた!!ずっとずーっと来たかった!」そうなんです。もう、それだけで泣きそうです。そしてその子は某キャラのコスプレしていたんですね。「ああ、○○○好きなんだな」って微笑ましく思いながら、一方では私は口からはエクトプラズムが見え隠れですよw 「叔母あーちゃんもファンなんだよ」って嬉しそうに言うんですよ。内心、こんな体調とスタッフで申し訳ないなー・・・と思いながら話を聞いたんですね。
写真
ひとしきり話すと、「写真をとって下さい」って言うんですね。あ、記念に二人でブースをバックに撮りたいんだと思い、「いいよ」って言ってカメラを持とうとしたら、彼女は少し気まずそうに「えっと、そうじゃなくて、一緒に写ってもらえませんか?」って言うんですね。声優でもない。制作スタッフでもない。言うなれば売るためだけの商売屋に。
私はこの子が何かそうした作る側の人と勘違いしているのではないかと思い、後で気づいてがっかりすると可哀想だと思い、「私は作る側の人じゃないよ」って言ったんです。でも彼女は、「うん知ってる。あ、写っちゃいけないんだったら・・・」って悲しそうに言うんですね。もう真意を知って打ちのめされて膝をつきそうで。「いやとんでもない。私でよければ」と言って3人で写してもらったんです。
彼女のにとっては私も作る側の人間の一員なんですね。ま、大した意味はないんでしょうが。おばちゃんがなんか知らないけど興奮して有名人そうだからサインくれってのと近いもんだとは思うのですが。今にしてみると。でも、やっぱり裏切るべきじゃないと思うんですよ。いずれはわかることであっても。
彼女の存在は私のいい心の重石になりました。平岡みたいなのは一杯いました。ほとんどに近いぐらい。でもその度に、勝手に折れるのは折れる側の責任だ、お前はそれでいいだろうが、それを誰かに、ましてやユーザーに押し付けるなと思ってましたね。沈む人間ってのは他人引っ張るから。今でのあの子らの顔を思い出しますよ。嬉しかったなー少しでも何かの力になっている気がして。
辞める理由は色々
今でも身体さえ壊れなかったらあの中で働きたかった。結局、身体がぶっ壊れてしまいやめざるおえななかった。突然死秒読みでしたので。今なお当時の無理で苦しむことになったのですが、後悔はしてませんねぇ。何せ、どうあれ人はいずれ死ぬんですし。であれば必死な最中が一番格好いいなぁと子供の頃から思ってました。
ただ、残念だったのは辞める時に色々な人から「さすがのドラさんも失望して辞めるんでしょ」とか「会社が潰れそうだから辞めるでしょ」とか言われまくって、それが残念だった。最後まで誰にも身体が壊れて辞めるってのが信じてもらえなかった。私は寧ろ、沈むなら一緒に沈んだ方が後腐れなくていいと思っている方。自分が抜けた後に沈んだって知った日にはやっぱり嫌なんですよ。寝覚めが悪い。
何が出来ることはなかったかって。会社はいずれ潰れるものだからいいのですが、後輩達にですね。同僚や上司に対してはてめーの頭のハエはてめーで払うもんだと思ってましたからいいのですが、後輩に対しては責任がありますから。至らないことばかりが思い出されて、我ながら能なしだなーと眉を潜めますが才能がないのはどうしようもない。
また、沈む会社にいるというのも希少な体験だからね。そこでしか経験出来ない様々なものが味わえるってのは生きていく上で幅に影響しますから。我ながら良く死ななかったなーと思います。ま、何度も死にかかりましたが。案外ね、人って嘘いってないもんですよ。ニュアンスに本音出ますから。