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ネット人生まっしぐら、アナログとデジタルの狭間にいきるドーラの雑記帳です。
11 / 27 Wed 15:53 ×
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06 / 23 Sun 11:49 #ドーラ ×
イイふうに書くと超展開です。
悪いふうに書くとご都合展開でした。

ストーリーは全く別にして個人的には第11話と当回は楽しめました。
私の中で 加奈子 株がストップ高w
私的な名シーンは 加奈子 が登場した際に二人が嫉妬頂点となり詰め寄るシーン。
次に、加奈子が京介に詰め寄るシーンです。
(・∀・)ニヤニヤ
残すところ@4話ですね。16話までありますよー。原作最終巻までやるようです。

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伏線

今回伏線としてパパラッチ(恐らく、あのWebサイトの管理人)が1カットだけ出ましたが、それが本話ラストのやり取りにおける主たる要因でしょう。というより、そういう言い訳にしたいのでしょうな。恐らく本人の口からそのうち吐露されますw どうやら、あくまで作者としては京介を超良い奴にしたいようですね。前回のWebサイト検索も伏線だろうと思っておりましたがヤハリという感じです。まだわかりませんが。ちなみに原作は一切読んでません。

京介は良い奴か?

1シーン1シーンでは京介という人物が相当な男前で義侠心溢れているのですが、トータルで見ると狡猾で計算高い超嫌なヤツになってしまっています。恐らく作者は意図していない結果に思いますが。それは細かく京介の表情や心理描写を描いてないのが主たる要因ですな。それと作者都合展開のためにそうなっております。ある時はライトノベル特有の突発性難聴になるくせに、次に会うときはいきなり 「自分なりに考えてみた」 と最高の回答や訳を自らの口で吐露してしまいます。実はこれは詐欺師の手口そのもので、不用意な人はすぐ操られてしまうでしょう。リアルに会って対峙したことがある人なら、この手の人間がいかに恐ろしいかはわかると思います。この感覚がわからない人は騙され注意報発令です。私はこういう人に何人か会ったことありますけど、おしなべて自らの意図に相手を操作したいタイプでした。しかも、京介ほど狡猾なら相当な事件に巻き込まれるでしょう。けっこう落ちる人は落ちるんですよ。つまり・・・

京介は天然を装った狡猾でナルシストな天性の詐欺師。

となってしまいます。異常性犯罪者に多いタイプではないでしょうか。実際の例としては 「俺になびかないなんておかしい!」と詰め寄られて暴行に及び逮捕となるケースは私が知っているだけでも何件かあります。ま、作者の意図としては違うことは明白なのでそう思いながら見てはいませんが説得力はありません。それにしてもあの場で男ゼロはないわーw 少なとも男ゼロにせざるを得ない理由をさらっと描くべきでしょう。地味子が発起人だからというのは完全に説得力を欠いてます。少なとも赤城は彼女と知り合いです。それとも恒例の後からネタバラシでしょうか? 最低でも仲がいいクラスメイトの赤城やゲーム部の部長や副部長、御鏡がいても当然なのにいないというw 御鏡に至ってはあれほど豪勢な引越し祝いまで送ってくれたのに誘わないとしたらどんだけ嫌なヤツやねんって話です。京介にはこうした突発性難聴に似た突発性鈍感さを意図的に発動させられております。所謂、展開上の作者都合により・・・。不自然極まりません。それと伏線になりそもないものは全て排除するやり方です。そうすると読者が分り易くなります。どんだけ低レベルの読者だと思われているのかwという話です。そうなのかもしれませんが。その結果、恐ろしく不自然なシチュエーションが出来上がります。これでハッキリしたことが。

この作品は ギャルゲー の単一ルートをなぞっているだけ。

つなりタイトルからしてゴールは妹というのがスタート時点で決定づけられています。昔私の取引先にギャルゲー、エロゲーの好きな人がおり、それこそ 桐乃ばりに 「神ゲーだから!」と進められ強制的に何本か遊ぶことになったことがあります。なにせ取引先ですからねーw
 「遊びました?ドーラさん遊びましたよね?遊んでない・・・あなた人生損してますよ!?次は絶対遊んでください。全ルートやって感想きかせてくださいねw」
そう催促され、毎月会うものですから、止む負えず、これも向学とクリアしました。
それがまさこんな感じでしたw
正規ルートは妹を落とす これが目標であることは明らか。私はやりこみ派寄りなので遊ぶからには全ルート走破しますが、その正規ルートをなぞって観ている感じとクリソツです。あの手のゲームは意図的に超展開にする為、要所要所で少々の矛盾や非合理な選択も無視されます。そうしないとダラダラと長くなるのでプレイヤーが飽きてしまう。

ひょっとしたら作者は相当のこの手のゲームが好きか、参考にしたかいずれかに思いました。

ゲームはゲーム、小説は小説ですからそこは避けるべきだったに思いますね。ゲームは止む負えない事情で超展開にするのであって小説でそれをやってしまうと登場人物の心理描写がつながらなくなってしまいます。ぶっちゃけ、私はソレ以後その手のは一切やってません。どうやら興味がないようです。確かに局所的には感動するシナリオがあったりしてエロゲーなのに号泣してしまったりしたのですがw 喉元過ぎれば熱さを忘れる、そんな感じです。その理由は基本背景がうすい。プレイヤーを無理矢理に視野狭窄に追い込んで泣かす。そんな感じです。ハリウッド的な。私は昔からアドベンチャーゲームは大好物でしたので、内容がしっかりしてさえいればいつまでも余韻に浸ってしまう方です。その時に思ったのが、

ギャルゲーは基本いかに自分がモテているかを樂しむゲーム。

ということです。余韻なんて無いんです。妄想パワーをフルにしない限り無理です。先手必勝の戦法と同じで、長引くと中身が無いことが露呈してしまうからとも言えます。深めるとギャルゲーになりませんからね。某ゲームがそうなっているようですけど。この作品はまさに選択肢なしのギャルゲーを遊んでいる感じです。なので登場人物の心理描写に整合性が無くても構わないし超展開でつなげても良いということになってしまいます。そこが勘違いに思いますが。この作品を好きになるには妄想癖がある一定以上のパワーが必要で、その結果が逮捕者を生んだのも実に頷ける顛末です。妄想パワーが暴走したユーザーは「俺はそんなルート選んでねー!」と腹がたつからです。私はひとつのルートにこだわらず全ルート攻略するタイプなので、誰が攻略されても 「ハイ、そうですか」と納得する方です。その中でも好みは残りますけどね。

今の私の感覚なら あやせルート か 加奈子ルート を攻略したいです。でも、ゲームでは必ず正規ルートから攻略するのでやはり最初は妹でしょうね。サクラ大戦でも常にサクラから攻略してましたし。個人的にはロシアのお姉さんがタイプでしたがw (タイプな割に名前を覚えていないというね) ぶっちゃけ本作での桐乃は病院へ行ったほうがいいレベルかもしれません。あやせがギリギリ。黒猫は日常と非日常を認識しているので問題なし。加奈子や麻奈美は当然余裕。赤城の妹も問題なし。こう考えると、まともなのが男ばかりというwww

ライトノベルの傾向

この二年ばかり集中的に見て来ましたが、ライトノベルの傾向として意図して圧倒的に多いシチュエーションがありますね。これは編集方針なのでしょう。それが、ハーレム系。
他にもソフトホモ、ソフトユリもあるようですが、ハーレムは圧倒的です。特定の相手がいても結局はハーレム系だったりもしますし。そういう点で、この作品も過ぎてしまえば単なるハーレム系ライトノベルという烙印になりそうです。

現実の女性は極めてシビアで遺伝子レベルでハーレムを認めません。

それは生物的にも精神分析分野からも明白で、それを許容出来るのは極一部でしかありません。しかもハーレムを維持するにしても嫉妬がないと成り立たないありさまです。つまり愛憎ですね。これがないと複数との関係を維持出来ないようです。ところがライトノベルにおけるハーレムはそれが完全に欠落している。それは男の夢だからです。女性は愛憎の中で 「とはいっても私が一番」 ということで自己満足が出来るようですが、男はそんな中にいたら確実に早死するほどストレスが溜まります。理想としては全員から愛されたいわけでw 何せ女性は友人というだけで「裏切り者」という烙印を簡單に押してきます。「いや、信用はしているよ、でも携帯見せて、それとこれは別だから」 となります。別じゃないでしょw 彼氏の携帯は見るくせに自分の携帯は見せないとか。これは倦怠期を迎えた夫婦ですらあるので驚きです。たった今の今まで存在を無視してきたのに何!?って現場を見ると、「本当に女はこえーなー」と思います。何せ号泣した後にメッサ食いますからね。葬式とかでさんざ泣いた後、食べながら生前の恨みつらみを笑顔で語りますので。もちろんそういう人ばかりではないのでしょうがデフォルトでしょうね。悪いというわけじゃなくて遺伝子レベルでそうなので仕方がないことです。美輪明宏さんが言うに、「か弱い女と可愛い女なんて見たことがない」と仰ります。よーくわかりますよ。

それ故に男性理想のハーレム像は永遠なのでしょうねーw 



それにしても、もう少し精神的脈絡があれば良い作品になったのでしょうに残念ですね。作者がはなっからそれは捨てているのは明らかに思います。精神的な移ろいが読者を驚かせたいが為に省略されているので視聴者はつながらないんですよね。「え?これ同一人物?」ってお化けでも見ちゃったような錯覚をおぼえます。通して見てみて 「わざとやっている」 と見て良さそうです。なので、後から当人からのネタバラシを毎回してくるわけです。完全にテンプレになってます。後からネタバラシってのは一番ラクなんですよね。読者を裏切ることに精力を注ぐことは本質的には作品を書く意義するらも疑われるように思いますが、ようはハリウッド映画と同じで 「売ったもん勝ち」 ということなのでしょう。愛着もへったくれもないわけです。


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