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ネット人生まっしぐら、アナログとデジタルの狭間にいきるドーラの雑記帳です。
05 / 12 Sun 21:02 ×
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01 / 26 Thu 18:12 #ドーラ ×
先月2シーズン目が終わったアニメです。
アニメをシリーズで見るのは高校生の時以来です。
アニメ戦国時代ですなぁ。

内容をざっくり書くと、
ワグナリアというファミレスで働く男女の人間模様を描いてます。
出発点も着地点も内容もない、単に日常をマンガっぽい表現で描かれている。
特にファミレスの仕事を内容にリアリティはなく、
人間模様も基本的にはリアリティは皆無。
ただ、リアルを舞台にした漫画チックな表現が実にアニメにマッチしており
ストレスなく愉快に見れる内容でした。
私のしばし憩いの番組となり、同じ話を30回ぐらい見てしまっているア4です。(笑)

放送でみて、
ニコ動で皆とワイワイみて、
DVDでみてって感じでした。

拍手[0回]

思わず記念に原作を1冊だけ買ってしまいましたが、

「こんなんでマンガと言えるのか!?
 このレベルでお金とってもいいの!?
 俺の高校時代の友達の方が100倍ウマイじゃん!!
 これでいいなら・・・・俺漫画家になれるじゃん!!!
 今の時代SUGEEEEEEEEEEEEEE!!!
 Freeeeeeeeeeeeeee!!!」 

と衝撃を受けてしまいました。
まーうまければ面白いわけでもないのがマンガの良さでもありますけどね。
原作は見なかったことにしました。

私が画期的だなーと思ったのはキャラクタの性格と人間関係だけで
ここまで面白く出来るのか!!?ということをしらしめた点です。

キャラの性格だけでここまで引っ張れるんだという事実はかなり衝撃でした。30年以上前から宮崎監督が訴うったえてきた方法として「日常を丹念に描くと鑑賞に耐えうるものになる。何も世界を救う必要はない」というものがあります。でもそれは舞台設定や緻密な描写があればこその鑑賞に耐えうるものと思っておりました。しかしこのアニメは舞台のファミレスはCGの使い回しで、サイズ比較もかなりいい加減です。キャラの描き方も決して丹念ではありません、でも、特徴のある性格が巧みに人間関係と絡み合い、他の作品にありがちなアザトサが多くなく一方では正攻法で堂々とした部分もあり、とても愉快な作品になっております。

これは簡単そうに思えますが一歩間違えれば恐ろしくツマラナイ作品になってしまう危険性を常にもち、下手すると味付けすぎてキャラクタを崩壊させてもしまうため、その匙加減は非常に神経を使う内容と考えます。恋愛関係に逃げることもなく、よくもまー1から2シーズンまでここまで面白くしたものだとアニメ制作者側のバランス感覚に脱毛です。その点が画期的と思うものでしたので、長いこと色々みてきた私も本当に夢中になったものです。

主人公のミニコンである小鳥遊くんと、自分が楽しむことを最優先にしながらもその分周囲をちゃんとまとめていく感がするどすぎる相馬さんなど、男性の味付けが実に巧みな点に好感が持てます。今までのアニメに出てくる男性主人公は熱血、単純バカや欝系ほとんどで、熱く語れば全てが丸くおさまるかのような単純さに辟易としたものです。ヒロインもある意味では似たようなものですが男性キャラの扱いは際立って酷いを通り越すものが多かったように思います。

歴史的にも不景気が本格化すると自ずと世界を救ったり頂点を目指したりする作品には人気がいかなくなるようです。現実が厳しいので突拍子も無いファンタジーにカタルシスを得られにくくなるということです。今後そういう傾向に拍車がかかりそうに思います。日常をテーマしたタイトルが多く人気があるのも頷けます。これが食うにくえなくなったり、命の危険がはらみだすと現実から目を背けたくなる欲求から突拍子も無いファンタジーに癒しを求めるようになると歴史は語っております。さて、どうなるんでしょうねぇ。

現在放映中のものでは唯一「男子高校生の日常」が好きです。かなりイージーな描き方で手抜きしまくりの作品なのですが、男子高校生(中学生レベルなような気がするけど)の心情や行動を面白おかしく描いておりかなり笑えます。さすがにあのまんまと誤解されたくはありませんが、間違いなくあの感覚の延長線上にいました。(大笑) 形のいい棒を持つとヒーローの真似事をしたくなったりしましたよ。マジでw えーやりましたともさw 男子諸君なら爆笑するでしょう。女性からした「マジで?バカなの?ア4なの?しぬの?いくの?」って感じでしょうか。まーハッキリいって男からしたら女性もタイガイにせいよって感じですけどね。お互い様です。(笑)

なんだかんだ日本のアニメはバリエーションが豊富でええですねぇ。嘘ばかり流しシビリアン・コントロールをする大本営発表のニュースやバラエティを見るより余程精神衛生上よかったです。それにしても「WORKING!!」をみて、自分が小鳥遊くん+相馬さん/2 な性格だというこに気づいてしまいました。(笑)自分と似た性格の人をこうした作品でみつけたのは初めての経験ですわい。(笑)
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